ミニチュア・ダックスフントについて:ブリーダー探しの前に
ブリーダーからの説明を待つまでもなく、どんな犬かは知っておきましょう。
品種等の名称
ミニチュア・ダックスフント。ミニチュア・ダックスフントはウサギなどよりも小さい獲物を追うために、スタンダード・ダックスフンドを小型化した犬です。
毛色は、ブラック&タン、チョコレート&タン、レッド、ゴールド、シルバーダップル、パイボールドなどの他にも多数あり豊富です。
被毛はスムース、ロング、ワイヤーと3種類に分かれています。
まず、ダックスフントの基本形であるスムースは、光沢のある短毛です。そして、人気のロングは、長毛でシルクのような肌触りと言われる。ワイヤーは、剛毛種と呼ばれ、ヒゲのようなテリア系の顔立ちが特徴。
ダックスフントの被毛は、基本である短毛種に、他の犬種を交配してできたもので、被毛のタイプが違うダックスフント同士の交配は害が多いと言われ、ブリーダーなら決して行わない。
ミニチュア・ダックスフントの性格と特徴
ミニチュア・ダックスフントの性格は、明るく、人なつこく、遊び好き。猟犬だったので、勇敢で勝気なところもある。獲物を見つけると吠えるように改良されているので、よく吠えます。
見た目の特徴は、そのまま胴長で短い肢、そしてたれた耳です。
成犬時の標準体重、標準体高
環境省の『ペット動物販売業者用説明マニュアル』の犬種別特性一覧によると、
ミニチュア・ダックスフントは、成犬時の体重が3〜5kg、体高が12〜23cmです。
平均寿命、飼養期間
平均寿命は、14〜15年と言われていますが、個体差があります。
ミニチュア・ダックスフントのしつけ:ブリーダーに確認しよう!
ミニチュア・ダックスフントは、猟犬として吠えるように改良され、その声も意外に大きいので、無駄吠えさせないようにしつける必要があります。
小型犬なので、集合住宅でも飼えますが、大きな犬にでも吠えかかっていく勝気なところもあるので、集合住宅で飼う場合は特にしつけをしっかりしないと、トラブルのもとになります。
無駄吠えなど問題が起きてからしつけをするのではなく、前もってプロのしつけを学ぶ(プロが教える極秘愛犬しつけ術はこちら )などしておくと、しつけで悩まずに済みます。
ミニチュア・ダックスフントの飼い方:犬・ブリーダー探し応援隊!
ミニチュア・ダックスフントは、コーギー同様、胴長で短い肢をしているため、椎間板ヘルニアにとてもなりやすい犬です。高いところから飛び下りたり、肥満を防止してあげる飼い方が必要です。
小型犬とはいっても、猟犬だったので、肥満防止の為にも散歩をしてあげたほうがいいです。
マンションなどの集合住宅でも飼えますが、意外に吠え声が大きいので、集合住宅で飼う場合は注意した方がいいです。
飼い方についてもっと詳しく知るなら、ミニチュアダックスフント@飼い方辞典が参考になりますよ。
*犬全般に当てはまる部分は、ここでは省略しています。主な人と動物の共通感染症などの予防対策や注意することについてはこちら
ミニチュア・ダックスフントの子犬:ブリーダーに確認しよう!
ブリーダーから購入する場合は、生年月日などは出産情報などですでに表示していることがほとんどなので、特に問題ないとは思います。
ダックスフントの被毛は、基本である短毛種に、他の犬種を交配してできたものです。
被毛のタイプが違うダックスフント同士の交配は害が多いと言われ、ブリーダーなら決して行わないですが、親犬を確認しましょう。
子犬の病歴とワクチンの接種状況、親犬と子犬の兄弟姉妹たちに、遺伝性の病気や先天的な病気が発生していないか、関節や骨格に異常はないかも確認しておきましょう。